昨日偶然聞いたラジオからの声で偶然知って
急激に足を本屋に向かわせられ購入した本。
「た・か・く・ら」 著者 嘉門達夫
題名になっている「たかくら」とは嘉門さんの幼稚園からの同級生。
幼稚園、小学校、中学校が一緒で一時自分のマネージャーもやった方だと。
本人いわく。。。
「頼みもせんのに事あるごとに僕の人生にヒョコヒョコ顔を出して来よる」のだと。
その高倉さんが急に電話してきて
「肺がんて言われてん.....。余命3ヶ月やて.....」と。
ホンマにいっつもこいつの人生はギリギリやねん。
誰かが背中押したら確実にマイナスの方向に頭から突っ込むとこをみん
なの「優しさの凧糸」で引っ張られて何とかユラユラ生きとるねん。
オホーツク海のクリオネみたいに。
そんな高倉さん本人が自分の葬式はオモロイ方がいいと言う。
嘉門さん高倉さん共通の価値基準は、オモロいかオモロないか。
で、灼熱の太陽の下の石垣島にて葬儀で流す「本人挨拶」を収録する。。
そうしてその日までの。。。
高倉さんを想う仲間たちの優しく切なく熱い日々が繰り広げられてゆく。。。。
「大人の階段登る時」 嘉門達夫
大人の階段 登ろと思たら けつまずいた
大人の階段 転がり落ちた
人は一体 どの瞬間に 大人になるのでしょう?
大人になるとはどういう事でしょう?
カードで買い物した時 ワサビが旨くなった時
サンマのハラワタ好きになった時
初めて給料もらった時 立ち食いそば食った時
温泉で泳がなくなった時
バーで「いつもの」と注文した時 子供に「おじさん」と言われた時
ネクタイが苦しくなくなった時 親父とふたりで酒を飲んだ時
大人の階段 確実に 登ってるのかな?
自覚はないけどこれでいいのかな?
人は一体どうなれば大人なんでしょう?
ならないわけにはいかないのでしょうか?
健康診断が 怖くなった時
アイドルの顔が 同じに見えた時
子供の頃買えなかった物を 大人買いした時
おすもうさんが 年下に見えた時
人の心の痛みが分かった時 自分の限界に気づいた時
親父の背中が小さく見えた時 去りゆく友を見送った時
大人の階段 登ろと思たら けつまずいた
大人の階段 転がり落ちた
大人の階段 確実に登ってるのかな?
自覚はないけどこれでいいのかな?
大人の階段 登ろと思たら けつまずいた
大人の階段 転がり落ちた
人は一体 どの瞬間に 大人になるのでしょう?
大人になるとはどういう事でしょう?
同窓会が開かれ。。。
死にゆく男を囲んで全員のこの笑顔は何なんや?
みんな大人になったんや。
そして高倉がみんなに愛されてる証や。
人生で最高にモテてはります。
『オレもう死ぬねん』が最高の口説き文句やねん。
口説かれてくれる女性の存在がありがたい。
こんな卑怯な手ェあるか?
でも、誰が高倉を止める事が出来ましょう?
純粋って何?
不健全でも純粋と呼べる事はあって不純な健全もあるのだな。
なんて思える歳になったのか。
笑いながら泣けます。。。
人というものは、やはり有難い存在だということがわかります。
人は誰しもいいところがあるということもわかります。
正しい事だけが正しいのではないということもわかります。
人というものは。。。
この上なく「あったかいもの」なのです。
泣、泣、泣
昨夜はお歳暮に頂いた高級牛肉でのすき焼き。。。
ん〜〜〜美味しい〜〜〜っっ
なのになのにー
なぜか空気が空気が空気がぁぁぁぁ。。。。。。。
うわわ ヤバイ。。。退散しよ。。。
台所でおかたづけぇ〜おかたづけぇ〜♪
ほよよ〜〜あかん。。。。スイッチ入ってもーた(−−#)
ちょちょちょっと〜「娘よ!行ってこい!!」と指令!!
だがしかーし!!
「お前は来るなっ!向こう行ってろっ!」
そう言われ退散してきた娘ちゃん。
「おかーさん!あれは入ったらあかんわ。お兄ちゃん正解やと思う。」と。
以後。。。
印象に残る名言集といたします。
婆ちゃんは最初っから俺のこと悪いと思ってるやろ?
人なんてみんな誰でも絶対いいとこあるのに、俺のこと最初から悪いと思ってるやろ?
お金お金ってお金で人の心釣ろうとしてるだけやん!
お金なんてもんはいらん。ほしくなんかない!
お金で気持ちが動くと思ってる方がおかしいわ。
そんなもんお金無くなったらポイやぞ!
年齢いってる方が偉いんか?違うやろ!
そんなこと言うこと自体おかしいんや!
他人は裏切るって言うけどそれは気持ちで付き合ってない証拠や。
勉強勉強って学校は勉強だけしに行く場所でない。
学校はひとつの社会やろが。
人と関わって付き合っていくことが大事なんやろが。
そういう意味で友達作りに行ってるようなもんや。
将来何になるか正直まだわからん。
わからんから今いろんなことやってるんや。
跡継ぎ跡継ぎって、今俺がやるって言えばいいんか?
それで満足なんか?
本当の意味でやろうって気持ちにさせるのが本当でないんか?
そんなこと言ってるから友達誰もえんやろ。
寂しいって思わんのか?孤立やろ。
それって婆ちゃんの視点やろ?
みんないろんな視点があるんや。
あって当たり前なんや。
自分の視点から外れると全部拒否はないわ。
じゃ聞くけど、俺と家とどっちが大事なん?
この質問に対して
「家に決まってる。」と言った婆ちゃん。。。
泣いてたね。。。彼は。
襖一枚隔てたところで清聴してたあたしと娘。
パパさんと息子の男性陣は懸命に冷静に闘った。
息子は。。。遥かに父親を超えていた。
すごいと思った。
これまでのあたしの言葉をちゃんと受け止めていたと実感した。
感動した。
感激した。
嬉しかった。
闘いの後、彼は笑ってた。
完全に余裕だった。
「お疲れさん。聞き応えある討論やった。」と言ったら
一言。
「ないわ〜」(最近の彼の口癖)笑
激闘2時間!お疲れ様!
あなたは素晴らしい。