「ありがとう」 

ぼくが介護老人施設で働いていたときの話です。
施設の朝は午前6時に始まります。
まだ星が見える真冬も、すでに昼並みに明るい真夏も、1年中同じ時刻です。
朝食の時間までに、夜勤明けの二人が30人近いお年寄りの朝をお手伝いしなければいけません。
認知症に加えて身体の不自由な人もいます。
することは山ほどあります。

オムツを替える。
パジャマから普段着になってもらう。
トイレに案内する。
洗面や歯磨きを手伝う。
車いすを使う人には、ベットから降りるのを手伝う。
あっと言う間に時間が過ぎます。
食堂にみんながそろうまでに2時間近くかかってしまうのです。
食事までの1杯のお茶を出すことしか出来ません。
勤務者は焦りながら部屋を回っていきます。
介助に時間のかかる人は、後回しにされてしまいます。

ようやく、1番古い入所者の順番になりました。
「おはようございます」と部屋に入ると、しっかりと目覚めた後の顔が待っています。
返事はありません。
ベットの中から、ぼくに顔を向けています。
知らない顔のように見つめています。
お寺の娘さんに生まれて、認知症になるまで80年以上生きてきた人です。

もう人と話すことは少なくなっていました。
嫌なことがあると怒り、嬉しいことには笑顔を見せる。
豊かな表情が交流の窓口です。
彼女のオムツを替えるときには、長い間に固まってしまった股関節をゆっくりじんわりと、痛くないように開いていきます。
ぼくは、真剣になると口数が減ってしまいます。
無言のぼくと目が合ったとき、彼女はようやく口を開きました。
「ああ...、あんたやったんか」「そうぼくですよ」
着替えを終えてベットから抱えるように車いすに移ってもらい、ほっと息をつきます。
彼女は目を閉じて静かに両手を合わせています。

夜勤と朝の介護で疲れたぼくの身体に、清々しい風が通り抜けていきます。
彼女の合掌は仏さまにつながっているはずです。
ぼくの知らない広大な世界の内に、ぼくも招き入れられたのです。
「ありがとう」と「ありがとう」は、互いの口からこぼれていました。




                   哲学者、看護師・西川 勝






このお話はすごく伝わります。。。。

なにかこう。。。あたたかい温もりのようなもの感じます。







先日、あたし元上司にお手紙出しました。
それでさきほどお電話かかってきました。宛てたご本人様から。


ものすんごいテンションの高さでして
きゃあーきゃあーとうるさいのなんのって(笑)

「せんせーお元気そうでよかったです♪ずっと気になってて...」と言ったら

「友達だと思ってたのは自分だけで、もう忘れ去られたのかと思ってそれだけのお付き合いだったのかと思って落ち込んでたのよ。そんな時のお手紙なんだもの。貴女うまい作戦ね!やられたわ〜」と。


「嬉しかったでしょ!嬉しかったでしょ!よっしゃー!うまいでしょ(笑)作戦成功ですね!ガッツポォ〜〜〜ズっっ!!」(爆笑)




その後もいろんな話になって。。。。

いなくなってほんと子供を1番に想ういい先生だったんだなーって思うんですよね。。。

そんなことも言ったら。。。

「貴女のその言葉でまた元気に生きていけるわ〜ありがとう!」って。




今は家に引きこもっておられるらしい(笑)

なので今度絶対に遊びにきてとのお誘い。。。


んふふ♪さみしいのね♪


「わかりましたぁ〜あたし嘘は嫌いですから本当に行きますからね!」

「朝9時からきていいわよ!お昼もうちで食べればいいから。」と。




そう約束して電話切りました〜


やっほー♪




しかし。。。友達と思ってたんかいな(笑)

こっちは友達でないわ〜ムカつく上司だと思ってたんじゃー!(笑)





いやいや逢うのが楽しみですなぁ〜

[2008/04/24 13:22] 日常 | TB(0) | CM(0)

熟睡 〜健やかなる寝顔〜 

高校生熟睡。


なんだかんだ言ってあたしも親だった。
起こさない放置すると言いながらも助け舟出して与えてた。
わざと戸大きな音立てて開けたりして。


だけど今日は完全放置。

そっと静かに起こさないように配慮。



朝担任の先生に電話。


「いつもお世話になっております。先生大変恥ずかしい話なんですけど、うちの子夜中ゲームして遊んでて朝起きれないんです。それで、いろんな作戦やってきて順番きっちり踏んでるんですけど、今日はいよいよ私も堪忍袋の緒がきれたんですよ(笑)それでまだ熟睡してるんですけど、何時になるかわからないんですけど起きたら何が何でも学校へは行かせますので、そういう理由あてのことなのでよろしくお願いします。」

「笑 はい。わかりました。(笑)」



まだ寝てるぜー。。。。。ありえん(−−#)

どういうつもりだか。。。。


この根性いやはや尊敬。チーン。。。。


すでに死んでるんかな?チーン。。。。

[2008/04/24 11:44] 日常 | TB(0) | CM(0)

虹 〜見えない背景〜 

うはー。。。。。

昨日は空に浮かぶ虹を見た。
お婆ちゃんが見つけて教えてくれた。
二人で「うわあ〜」って言いながら見た。
あんな虹は不思議だった。
棒状に浮かんでるんだよーありえないよー
しっかり七色だったしね。

お友達数人にもメールして教えてあげたんだけど
みんな見えなかったって。

それがお昼のこと。


午後から仕事行って
ふつーにあたしのやるべき仕事をふつーにやった。
特別バージョンなことはなにひとつしない。
ただやるべきことをきっちりやる。それだけ。


すると自然に子供たちも言うこと聞くし
さらによくなついてもくる。
したがってお互いに笑顔になる。

子供といえども人間。
1年生ともなれば大人の言うことぐらい子供なりに理解する。
大人がおかしな叱り方や怒り方するから聞かないだけのこと。
納得のやり方すれば聞くこと。


4年制の大学卒の職員がいる。
しかも有名な大学。
本人にしたらその部分は重要視されたいところ。
自分も偏差値ばかり気にして勉強し卒業したことだろう。

それでも彼女はこの職場にどういう動機で入ったのか?
子供好きで子供と関わりたくて入ったとは思えない彼女。
働く時間的なモノが自分の生活スタイルと一致したのかも知れない。

この職場はそんな動機で理由で入ってきてほしくはない。
相手は書類や機械ではない。
気持ちある心ある人間様でありしかもまだ子供。
1番他の人間との関わりが重要な時期でもあり
小さいながらも自分を全部受け止めてほしいと思ってる。
その点では大人だって同じこと。
自分を全部受け入れてその上でいい所を見て褒めてもらいたい。
誰だってそれは同じことだと思う。
なのにあえて悪いところを取り出されて指摘され
つつかれ叱られ怒られたらどうだろう。
その子は萎縮し前を向けなくなってしまうのではないだろうか。


子供がやったことに対し
頭から叱ったりするのはおかしいこと。
どうしてそれをやったのかを考えてあげないといけないと思う。
もしかしたら助けてあげようと思う気持ちからかも知れない。
結果はダメなことでも何とかしてあげようとしたことだったかも知れない。
大事なのはこういう気持ちなんじゃないかなぁ。。。
だからそう考えたら子供のやることで案外叱るようなこと少ないかも。
わからずにやってしまうことが多いように思う。
だったら萎縮させずして教えてあげる大人でありたいと思う。
頭から叱ったりした場合は必ず萎縮し
その叱られたせいで色んなことにチャレンジできなくなりそうな気がする。


「失敗してもいいんだよ」ていう余裕って大事。
「失敗するのは当たり前なんだよ。みんなするんだよ。」
そういう待てる大人の心って大切だと思うなぁ〜


見えるダメなことたちの見えない背景。。。。

これ見えるようにならないと本当の意味で見てることにはならないと思う。




それは本当に子供を想ってのこと?

想ってるのは子供のことじゃなく自分を想ってでしょ?




不思議な虹は。。。。

あたしに学ぶべきものたちを教えてくれるヒントになったのかも知れないな。




[2008/04/24 11:29] 日常 | TB(0) | CM(0)