間宮兄弟 

明るかった部屋がいつの間にか薄暗くなっていた。

完全にあの空間に引き込まれていた。


この何ともいえない感覚があるからいいんだよね本は。





ジグソーパズルが急にやりたくなった。
あれって。。。
ひとつの場所にたったひとつのピースしか合わないからいいよね。

同じようでいて同じではないところが。

まるで人間みたいで。



そう考えたら本だってそう。


相性のいい本とは速攻仲良くなって
一気にカラダの中に脳の中に浸透してくる。
じんわりと感情をかきたて心地よいものがにじみ出てくる。
そんな気がする。


出逢えたことに感動し嬉しい気持ちでいっぱいになる。


本は生きてるから。

訴えかけてくるから。






間宮兄弟は素敵な関係。

絡んでくる人たちとのバランスも好きだな。


まっすぐで気取らなくて
自分が気持ちいい状態でいることの心地よさみたいなものを
素直に維持できてるっていうか。。。
いいものはいいとちゃんと感じてるっていうか。。。

まわりに振り回されない自分でいるのがいいな。

振り回されそうになりながらも
迷いながら落ち込みながらも
それでも自分というスタイルがある感じ。

だからといって
自分はこうなんだ!っていう頑固さではなくて
一応受け入れて考えて並べてみて
いろんな人や出来事を自分なりに納得してから消化してる感じ。


いい感じな時間の流れを体感しながら
そばで一緒に眺めている自分がいましたね〜


ふんわりした優しい気持ちになれた気分。



『人生はまだまだ続くし、憎しみからは何も生まれない』


『何も知らないのに好きになるのではなくて、何も知らないからこそ好きになれるのではないか。何も知らないのに心惹かれるからこそ、もっと知りたくなって近づこうとするのではないか。』


『あんなふうにまっすぐに生きていたら。他人の目とか、格好とか、下らないことにしばられずにいたら。』




著者は江國香織さん。

この心地よさをありがとう。

[2007/11/16 17:43] 日常 | TB(0) | CM(0)

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